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超ハイセンス♡アップサイクルで未来を照らすファッションアイテム19選

余り生地からビニール傘まで!? 捨てられる運命だったものたちが、驚きのグッドデザインに変身!

アップサイクル ファッションアイテム 

サステナビリティへの関心が高まるファッション業界において、注目されているキーワードが「アップサイクル」。端材の生地やデッドストックの宝石、さらには使い捨てられたビニール傘まで、普通なら“価値がない”として破棄されてしまうものが、ユニークなアイデアによって魅力的なアイテムへと姿を変えている。

「エトロ」「コーチ」「トミー ヒルフィガー」などの有名ブランドから、残糸・残布の利用にフォーカスした「ライテンダー」、さらには北欧発の注目ブランド「デザイナーズ リミックス」まで、アップサイクルに取り組むブランドは増えるばかり。“廃棄品”の無限の可能性を感じさせるハイセンスな洋服やバッグ&シューズ、そしてジュエリーたちは、ファッションラバーならマストチェック!

upcycling word concept
Vasilevskiy SergeyGetty Images
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そもそもアップサイクルとは? リサイクルとの違いも解説!

ファッションだけでなく、家具やフードなど多業種で広がっている“アップサイクル”の取り組み。廃棄品を生かし、新たなモノに形を変えるという点では、基本的にはリサイクルと同じ。けれど、両者には以下のような違いがある。

リサイクル:分別・回収されたものを資源に戻してから再び利用すること(例:ペットボトルをフリースの服にする)
アップサイクル:もとの素材をなるべくそのまま生かし、付加価値を与えることでより良い製品に作り変えること(例:穿けなくなったスカートをバッグにする)

つまり、リサイクルは再資源化に大きなエネルギーやコストがかかるけれど、アップサイクルはこれらを大幅に削減できる。そのため、環境負荷が少ない再利用法として注目されているというわけ。

とはいえ、そこにはユニークなアイデアやクリエイティビティが必要。ゆえにアップサイクルは「創造的再利用」と表現されることも多い。ちなみに、使用済みのタオルを雑巾にするなどの再利用は、“近いうちにゴミとして捨てられてしまう=価値が下がった”とみなされ、“ダウンサイクル”と呼ばれている。

etro ラブトロッター アップサイクル
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ETRO(エトロ)

1968年にイタリアでテキスタイルカンパニーとして歩みを始めた「エトロ」。その新たなアイコンバッグ“ラブトロッター”は、自社がかつて生み出したファブリックをアップサイクルしたもの! 新クリエイティブ・ディレクターであるマルコ・デ・ヴィンチェンツォが、アーカイブに眠る素晴らしい生地の数々に感銘を受け、このプロジェクトがスタートしたのだとか。

日本国内では2023年2月15日より、全6サイズ&17種のバッグや小物が伊勢丹新宿店のポップアップを皮切りに世界先行発売予定。そのどれもが、眠っていた生地とは信じられないほど新鮮でユニーク。その他にも、ハンドルには再生プラスチックを、ショルダーストラップにはリサイクルコットンを使用しているのだそう。立体的な刺しゅうで表現された「エトロ」のアイコン、ペガソも存在感抜群!

バッグ(H23×W27×D18㎝)¥209,000

問い合わせ先/エトロ ジャパン
TEL:03-3406-2655
www.etro.com

コーチ reloved project coach
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COACH(コーチ)

使い終わった「コーチ」製品を回収し、新たな命を吹き込む“コーチ リラブド”プロジェクトが2023年1月に日本でローンチ! 北米ではすでに実施されていたこのプロジェクトは、リストア、リメイド、アップクラフトの3つの柱で構成。

使い込まれたバッグを分解して再構築する“リメイド”からは、カラフルなスモールレザーグッズやチャームなどがラインアップ。こちらの“カラーブロック ラージ ポーチ”は、アップサイクルならではの遊び心ある配色が楽しげ♡バッグ・イン・バッグやクラッチバッグとして使いたい!

ポーチ(H15×W22㎝)¥35,200

問い合わせ先/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン
TEL:0120-556-750
www.coach.com

love it once more
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LOVE it ONCE MORE(ラヴィットワンスモア)

余剰糸や寄付糸を使用したニットアイテムを展開するブランドが「ラヴィットワンスモア」。その名前は「もう一度愛する」というブランドのテーマを表現しているのだとか。

シグネチャーアイテムでもあるニットスカーフはすべてハンドメイドで、ユニークな色や柄が勢ぞろい。頭を覆って巻けばヘッドスカーフとしても使用できる。冬コーデのヒロインアイテムになること間違いなし!

スカーフ¥55,550

問い合わせ先/ラヴィットワンスモア
info@loveitoncemore.online
https://loveitoncemore.online/

ラブーシュルージュ 21bag
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La bouche rouge(ラ ブーシュ ルージュ)

プラスチックフリーに徹底してこだわるパリ発のコスメブランド「ラ ブーシュ ルージュ」から初のバッグが登場。ラグジュアリーブランドが使ったレザーの余剰部分をアップサイクルし、フランスの伝統的な職人技によって仕立てられている。

“21BAG”というその名のとおり、21世紀をスマートに生き抜く女性たちに向けたデザインで、スマホやカードなど必要最低限のものが収納できるコンパクトな作り。フロントには「ラ ブーシュ ルージュ」のリップスティックがセットできるキュートなポケット付き!

バッグ(H18×W11㎝)¥28,880

問い合わせ先/エドストローム オフィス
TEL:03-6427-5901
www.laboucherougeparis.com/

デザイナーズリミックス remade
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DESIGNERS, REMIX Re-made(デザイナーズ リミックス リ・メイド)

2002年、コペンハーゲンにてデッドストックアイテムのアップサイクルもしくはリミックスというアイデアのもと生まれたのが「デザイナーズ リミックス」。「B Corp(Benefit Corporation)」(※)を取得していることからも、ブランドとしてのサステナビリティ意識の高さがわかるはず。

そのなかでも、コペンハーゲンのスタジオでヴィンテージやデッドストックをリペアおよびリデザインしたコレクションが、”リ・メイド”。こちらのシャツは、ネイビー(海軍)のヴィンテージ制服を生かしたアイコニックなアイテム。ハンサムコーデ好きは要チェック!

シャツ¥16,500(予定価格)

問い合わせ先/コロネット
TEL:03-5216-6518
https://designersremix.com/

※B Corporationは、社会環境に配慮し、社会や公益のための事業を行っている企業に発行される国際的な民間認証制度。「ガバナンス」「従業員」「環境」「顧客」「コミュニティ」において、透明性や説明責任等に関する厳しい基準をクリアした企業に与えられる。

yanyan ヤンヤン ニット
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YANYAN(ヤンヤン)

香港出身のデザイナーと「ラグ&ボーン」で経験を積んだディレクターが手掛けるハイクオリティなニットブランド「ヤンヤン」。ブランド名は広東語で“人人=みんな”の意味。他のブランドが生産過程で余らせたヤーン(編み糸)をアップサイクルし、どこかアジアンテイストの漂うカーディガンやプレイフルなデザインのニットアイテムを生んでいる。

カラフルなストライプ柄を組み合わせた“Momo Stripe Oversized Pullover”は柔らかで軽い着心地のモヘアシルク製。胸元に手作業でほどこされた女の子モチーフの刺しゅうもキュート!

ニット¥75,900

問い合わせ先/LYDIA
TEL:03-3797-3200
@yanyanknits

ライテンダー
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RYE TENDER(ライテンダー)

衣料品生産の過程に存在する残糸・残布。衣類になることなく捨てられてしまう、もしくは工場で眠り続ける上質な素材も多いなか、これらをアップサイクルするプロジェクトとして2020年にスタートしたのが「ライテンダー」。

ベーシックながら細部へのこだわりが光るアイテムは、年齢やシーンを問わず取り入れやすいものばかり。ブランドデビュー時から人気の“HUDSON CARDIGAN”は、糸を3本取りで編むことにより地厚で贅沢な風合いに。柔らかな着心地と、オン・オフで使いやすい上品な佇まいが魅力。

カーディガン¥25,000

問い合わせ先/ライテンダー
info@ryetender.com
https://ryetender.com/

ピパチャラ
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PIPATCHARA(ピパチャラ)

バンコク出身の姉妹が手掛けるバッグブランドで、アン・ハサウェイが使用していたことでも注目を集めた「ピパチャラ」。伝統工芸のマクラメとモダンなシルエットを組み合わせたデザインが人気を集めている。米『フォーブス』誌の「女性が設立したエシカルブランド5選」に選ばれたことも。

使用されるレザーは、イタリア・トスカーナ地方で製造された上質な素材。すべて地元の食肉産業の副産物をアップサイクルしているそう。バッグの製造はタイ北部のローカルコミュニティで行われており、地域の雇用創出にも貢献している。

バッグ(H20×W18×D8㎝)¥107,800

問い合わせ先/ピパチャラ ジャパン
https://pipatchara-japan.com/

himari ジュエリー
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HiMARI(ヒマリ)

「ヒマリ」は市場価値がつかず在庫となっている天然石やパールなどのデッドストック素材を使用し、一点物のジュエリーへとアップサイクルするブランド。

新たな採掘と加工は行わず、すでにある宝石を生かすのがポリシー。洗練されたデザインで生まれ変わったジュエリーたちはまさに芸術品! こちらのピアスはアクアマリンやガーネットなど、カラフルな宝石を組み合わせていて、付けるだけで気分も上がりそう♡

ピアス¥68,200

問い合わせ先/ヒマリ
@himarijewelry

sararth アップサイクル
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SARARTH(サラース)

宝石鉱山での過酷な労働環境や、ジュエリー制作における環境負荷の現実を知ったデザイナーが、できるだけ自然に負担をかけないタイムレスなジュエリーを届けたいという思いのもとスタートした「サラース」。その素材には、家庭や企業などから回収したシルバーをアップサイクルした、ピュアシルバーが用いられている。

2023年2月8日から発売になる新コレクションには、ブランドとして初めて、エシカルダイヤモンドとして注目を集める人工宝石モアサナイトを使ったリングやピアス、ネックレスなどが登場。「サラース」らしいミニマルで曲線的なデザインに、ダイヤモンドを越えるともいわれる石の輝きが特別感を添えている。

リング¥66,000

問い合わせ先/サラース カスタマーサポート
customer@sararth.com
www.sararth.com/ @sararth_jewelry

トミー ヒルフィガー
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TOMMY HILFIGER(トミー ヒルフィガー)

お馴染み「トミー ヒルフィガー」もサステナブルファッションに情熱を注ぐブランドのひとつ。2022年にスタートしたプロジェクト、“UP UP AND AWAY”では、自社のデッドストックを生かしたアップサイクルアイテムを展開している。

このアイテムは、リメイクブランド「GILET」とコラボして、ヨットジャケットをアップサイクルしたもの。アシンメトリーなデザインとどこかレトロな佇まいで個性をアピールして。

ジャケット¥63,800

問い合わせ先/トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
TEL:0120-266-484
https://japan.tommy.com/

アップサイクル プルタブバッグ
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Love&sense(ラブ&センス)

フェアトレード商品のセレクトショップ「ラブ&センス」発のバッグは、メタリックな質感がモードな印象。その素材となったのは……なんと空き缶のプルタブ! これをひとつずつブラジルの職人たちが丁寧にクロシェ編みで仕立てているのだとか。

スタイリッシュなデザインは、Y2Kファッションから和装まで、幅広いコーデにお似合い。アルミだからこその、330グラムという軽量性も魅力。必要なものはしっかり入る収納力ながら、長時間持っても疲れにくいのが嬉しい!

バッグ(H18×W27×D4㎝)各¥24,200

問い合わせ先/ラブ&センス
info@love-sense.jp
https://shop.love-sense.jp/

coq hibi
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COQ(コキュウ)

世界的テキスタイルデザイナーの梶原加奈子氏がディレクターを務める「コキュウ」。そのアップサイクルコレクションとして誕生したのが「コキュウ ヒビ」で、繊維工場で製品になりきれず廃棄されてしまう布をアップサイクルし、ユニセックスのシャツなどを展開している。

ゆったり軽やかに羽織れるパッチワークシャツは、オールシーズン活躍しそう! 着続けていくなかで修繕が必要になれば、リメイクやオーダーメイドにも対応していく予定なのだとか。まさに日々の生活に長く寄り添ってくれるアイテムとなるはず。

シャツ¥34,100

問い合わせ先/カジハラデザインスタジオ
TEL:03-6231-0079
http://coq-textile.jp/

plasticity
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PLASTICITY(プラスティシティ)

トレンド感たっぷりのシースルーバッグを手掛けるのは、東京発のブランド「プラスティシティ」。実はビニール傘をアップサイクルして作られているのだというから驚き! 日本では1年間に約8000万本のビニール傘が廃棄されていると言われ、処理も大きな問題のひとつ。

そんなビニール傘の、「耐水性」や「汚れへの強さ」といった長所を生かすべく生まれたのがこのバッグ。現在はさまざまなサイズやデザインがラインアップし、こちらの“トートバッグスモール”は休日のお出かけシーンなどにぴったり! シンプルで都会的なルックスは、合わせのコーデを選ばないのも嬉しい。

トートバッグ(H28×W39×D11㎝)¥11,000

問い合わせ先/モンドデザイン
TEL:03-6419-7361
https://plasticity.co.jp/

着物 アップサイクル
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Relier81(ルリエ エイトワン)

使われずに眠っている着物や帯を使い、バッグや靴、洋服などを展開するのが京都発のブランド「ルリエ エイトワン」。フランス語で“結ぶ”を意味する“ルリエ”と日本の国番号である“81”を組み合わせたブランド名には、“日本と世界を結ぶ”という意味が込められているのだそう。

この“FUMIDAI BAG”のデザインは、日本の古道具である“踏み台”にインスピレーションを得たもの。生地の使われている場所によって、ひとつひとつ表情が異なるのも魅力! まさに伝統とモダンを融合させた、芸術性の高い逸品だ。

バッグ(H17×W23×D7㎝)¥33,000

問い合わせ先/ルリエ エイトワン
info@relier81.com
@relier81_kyoto

momiji 松山ケンイチ
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momiji×Tokio hat(モミジ×トーキョーハット)

俳優の松山ケンイチさんと小雪さんが2022年3月に、捨てられていくモノをアップサイクルするブランドとしてスタートしたのが「モミジ」。3年ほど前から害獣駆除に従事している松山さんが、廃棄されてしまう獣皮の利活用のため、アパレルから小物までさまざまなアイテムを展開している。

創業130年以上の歴史を持つ「トーキョーハット」とのコラボで誕生した鹿革の帽子コレクションは、バイオプラスチックのツバ芯やニッケルゼロの金具、エコ認証を得た縫製糸などを採用し、モノ作りの細部にも環境への配慮が。また、帽子に使われる皮のなめしは、環境負荷低減につながると言われるゼオライトという鉱物を用いた方法で行っているそう。被り心地の良さを追求したフォルムと高級感あふれる佇まいは、ギフトにもおすすめ!

キャップ各¥41,800

問い合わせ先/オーロラ
TEL: 0120-527-559
https://aurora-store.jp/tokiohat_momiji

keen キーン
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KEEN(キーン)

“ユニーク”サンダルなどのアイコニックなシューズたちが幅広い層に愛されている「キーン」。サステナ意識の高い街でも知られる米オレゴン州・ポートランド発祥の同社が展開するアップサイクルプロジェクトが、“ハーベスト コレクション”だ。その名前には、産業廃棄物となる運命だったものを“収穫(=ハーベスト)”するという意味が込められているのだそう。

こちらの“ハウザー ハーベスト サンダル”には、車のシートの端材を再利用したパッチワークのレザーアッパーを採用。さらにインソールには3%ほど、コーヒーを淹れた後に出るコーヒーかすを配合し、快適な履き心地と環境への優しさを実現している。

シューズ¥14,300

問い合わせ先/キーン・ジャパン
TEL:03-6804-2715
www.keenfootwear.com/ja-jp/

mafia bag
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Mafia Bags(マフィアバッグス)

プロのカイトサーファーだったマルコス・マフィアが、姉のパズと一緒にスタートしたバッグブランドが「マフィアバッグス」。カイトサーフィンやウインドサーフィン、ヨットなどで使用されたセイルクロスを用いて製作されていて、軽さと耐久性が持ち味。現在はサンフランシスコを拠点としており、現代アーティストのトム・サックスや「パタゴニア」など他ブランドとのコラボでも知られている。

ビーチや小旅行にもぴったりのこのトートバッグは、再利用されたヨットの帆で製作。さらに持ち手部分はクライミング用ロープだったものがアップサイクルされている。大容量で水にも強いから、アクティブ派にぴったり!

トートバッグ(H32×W42×D20㎝)¥20,680

問い合わせ先/デュマイロジャパン
info@dumilo.com
https://mafiabags.jp/

sapporo ビール デニム
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黒ラベル Malt & Hops Series Yellow Stitch JEANS

こちらは、あの「サッポロビール」が、ビール作りの副産物を生かして作ったという異色のアップサイクルデニム。麦汁を搾ったあとに発生するモルトフィードや、ホップの収穫時に出る茎や葉などをパウダー状にしたものからデニム生地を生産。通常、動物の飼料や畑の肥料となることの多いビールの副産物の可能性を広げるアイテムとなっている。

黒ラベルのロゴと同じ、ビールカラーのイエローステッチが採用されているというのもニクい演出! 現在は「サッポロビール」の会員制ECサイト「CLUB 黒ラベル」にて販売中。

デニムパンツ¥41,800

問い合わせ先/CLUB黒ラベル事務局
TEL:0120-300-116
https://theshop.c-kurolabel.jp/

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